2023年の活動 Activity
木村区長による公職選挙法抵触問題に対する会派コメントの発出について
我が会派は、木村区長による一連の公職選挙法抵触問題について、選挙の公平性・公正性を堅持する観点から、事案の重大性を鑑み、令和5年9月21日開会の江東区議会第3回定例会中の議会質疑を通じて木村区長に事案の説明や見解を求める質疑を行ってきた。
我が会派は、木村区長の一連の議会答弁は論理矛盾で到底理解できるものではなく、今後の各級選挙に対する影響を懸念する観点から、令和5年10月23日開催の江東区議会幹事長会において、江東区議会として、選挙期間中の有料インターネット広告が公職選挙法違反に該当することを我々自身が自覚し、今後の選挙において二度とこうした事案を生じさせない、とする議長コメントを発出すべき、と主張した。
しかしながら、江東新時代の会会派所属の江東区議会副議長や同会派幹事長などから、「結果が出ていない中で議長が判断するのは違う」、「選挙違反には様々あることからSNS 選挙だけを議会として取り上げるのは乱暴」、などといった意見(翌24日開催の議会運営委員会報告内容)が出され、江東区議会としてのコメント発出は見送られた。
また、本日午前8時50分頃、江東区役所4階の区長室にて木村区長の公職選挙法違反について、東京地方検察庁特別捜査部の捜査員により、木村区長本人への捜査が着手されたことは、誠に遺憾である。
木村区長には、こうした緊急事態について、速やかに区民・議会へ報告されることを強く求めると共に、こうした経緯を受け、我が会派として独自に、木村区長による一連の公職選挙法抵触問題に対するコメントを発出する。
令和5年10月24日
江東区議会自民・参政・無所属クラブ
幹事長 川北直人