2023年の活動 Activity
木村区長の辞職表明に対する見解
本日、木村弥生江東区長(以下、木村区長)は、記者会見において江東区長を辞職する意思を示した。
我が会派は、区民の皆様の区政に対する信頼を根底から覆す事態となったことに、心からお詫び申し上げると共に、区民サービスの停滞を招かないよう、行政との連携を更に強固にして区政運営の一翼を担う決意である。
我が会派はこの間、議会質疑の場において木村区長本人に対し、一連の公職選挙法抵触問題について、事案の説明や区長選挙の公平性・公正性に対する見解を問い質してきた。質疑を通じて木村区長自らが説明された事案や見解に対する我が会派の見解、そして令和5年10月24日に東京地方検察庁特別捜査部(以下、特捜)による木村区長への捜査が実施されたことに対する見解は、既に発したところである。(木村区長の公職選挙法抵触問題に対する見解 令和5年10月24日)
会見において木村区長は、公職選挙法違反に関する特捜の捜査を受ける事態となったことから、これ以上の区政の混乱・停滞を招くことは避けたい、との意思により辞職する旨話した。一方で、事案への関与や選挙の公平性・公正性に対する見解については一切触れることなく、辞職を決めた背景についての説明は不十分であったと考える。
政治家としての出処進退は本人によるものであることから、辞職を表明されたことは重く受け止めた上で、区長選挙期間中に行われた木村区長による公職選挙法違反事案の全容解明に向けた司直の捜査に協力を尽くすよう、木村区長に求める。
我が会派は、民主主義の根幹となる区長選挙の公平性・公正性が著しく欠如しており、区長選挙結果は民意が正しく反映されたものではない、と考える。よって木村区長が掲げられていた公約に則って現在進行中の令和6年度予算編成や様々な施策について、その見直しや修正を求めるものである。
令和5年10月26日
江東区議会自民・参政・無所属クラブ